千日の願い   教会長

 一昨年末、「開教百年記念祭奉迎委員会」の準備会を立ち上げ、昨年正式に委員会を立ち上げて、日月が流れ、記念祭まであと三年を切りました。
 この間、在籍信奉者の皆さまよりさまざまなご意見や提言をいただき、日々のご祈念の中、取り組みを考えてまいりました。

 その中で、令和5年11月26日[日]に祭典を奉仕させていただくことが決定しました。今年3月1日に、記念祭の日まで1000日という日を迎えます。そこで、教会・信奉者の皆さまで「千日信行」に取り組ませていただこうと願いを立てました。
 何も難しいことをするわけではなく、「千日間、記念祭まで○○に取り組もう」という目標を各自で定めていただき、日々実践していくというものです。
 思いつくままに、例を挙げますと「毎日、朝起きて初めてトイレに行ったときに、お通じをいただいたことに手を合わす」「一日一回、必ずラジオ体操をして、健康であることにお礼の気持ちを持って手を合わす」「自分や家族の無事健康を、毎朝お祈りする」など、なんでも結構です。例えば、百日ごとに、目標を変えていってもかまいません。とにかく、記念祭までの千日間、各自で取り組ませていただきましょう。
 元日から、本年初めて教会に参拝される皆さまに、教会から「3年カレンダー」をお下げいたします。本年3月1日より、再来年11月26日までの千日間、取り組めた日に○をつけるなど、自由に活用くださればと思います。

 私の願いは、信奉者の皆さまが千日間、無事健康で、うれしく楽しくありがたく日々を過ごし、晴れやかな気持ちで記念祭を迎えていただくことです。
 加えて、名張市の発展にお役に立てる「何か」を実行させていただけたらと願っています。新型コロナの影響で、落語会はもとより、教会内での活動も停止を余儀なく強いられている状態ですが、何とか小さなことからでも、できることを見つけてまいりたいと思います。

 百年祭を機に、ますます地域のお役に立てる教会をめざして、おかげをこうむってまいりたいと願っております。どうぞよろしくお願いいたします。



  「和らぎ」バックナンバーへ